【検証】株勉強アプリ『株ラボ』って実際どうなの?
今回は、株の勉強アプリの一つである『株ラボ』をインストールして、実際に分かりやすいかどうかを検証していきたいと思います。
投資学習アプリ『株ラボ』をインストール
インストール直後の画面はこんな感じ。
Apple・Google・Twitter(現X)、もしくはその他メールアドレスでアカウントを作成できます。
その後はこのようなメニュー画面が出てきます。
画面右のリーゼント坊やは主人公のひでおくんです。
ひでおくんをタップすると投資の豆知識を色々喋ってくれます。
アニメーションなどよく作り込まれていて、投資学習アプリにしてはレベルが高いんじゃないかなと思います。ボタンもゲームっぽいし。
【基礎編】ボタンを押すとこのような画面が出てきて、株式投資・IPO・NISA・iDeCo・投資信託のメニューが選べます。
コンテンツのボリュームがかなりあってびっくりしました。
学習コンテンツの中身
では、学習コンテンツの中身を一部紹介。
株ラボの学習はスライド形式で進めます。
これは「株式投資」メニューの中のスライドです。投資の種類から、配当の説明、ローソク足・チャートの見方まで細かく記載されてあります。イラストが多いので、投資超初心者でも理解しやすいのではないでしょうか。
解説スライドの間に、このような会話を挟みながら進んでいくので面白いです。ふむふむ。
実際に使ってみた感想
結論から言うと・・・マジで使いやすいです。
株の勉強アプリはいくつかありますが、その中でもコンテンツの量だったらダントツで一番だと思います。無料でこれだけ勉強できたら十分というくらいの量です。
そして上記でも書いた通り、イラストが豊富に使われているので本で勉強するより分かりやすいです。
アプリで学習した後に気づいたのですが、WEB版もあるみたいですね。大画面で勉強したいならWEB版の方がいいかもしれません。
他の株勉強アプリは下の記事を参考にしてみてください。
【2023年最新】スマホで学べる!株の勉強アプリ5選
まずはこれ!スキマ時間で1から学べる初心者向け株学習アプリ
①株ラボ
スキマ時間を活用しながら学べる株学習アプリ。
株式投資の基礎からNISA、iDeCo、投資信託まで、資産形成について幅広く学ぶことができます。また2024年から始まる新NISAの内容にも対応しています。
主人公と博士の会話形式で学習を進め、学習修了後には確認クイズがあるので、理解を深めることができます。
②株初心者説明書 - やさしい投資入門
株式投資デビューする前の超初心者向け学習アプリ。株式投資のメリット・デメリットや始め方などの基礎知識を学ぶことができます。
また、クイズでおさらいすることもできるので、自分の知識を再チェックすることが可能です。
③トウシカ
会話形式やマンガ形式で投資の基礎を学べる投資学習アプリ。
新NISAやiDeCoのつみたてシミュレーションでは「毎月○円、○年つみたてるといくら貯まるか」がすぐに分かります。
また、有名企業のデモトレードをすることも可能です。
いざ実践!株取引シミュレーションアプリ
①moomoo
2022年10月に日本でリリースされた金融情報・デモトレードアプリ。米NASDAQに上場しており、全世界で約2,000万人以上のユーザーが登録しています。
デモ取引では、日本株のほか、米国株や中国株の株取引を想体験できます。実際の株価と連動しているため、リアルタイムでの注文が可能です。
株式投資の学習コンテンツ以外にも、有名投資家のポートフォリオが確認できたり、人気テーマやトレンド銘柄を把握できたりもするので、株式投資の基礎をすでに学習した人は次のステップとして活用してみるのもいいでしょう。
②株たす
リアルデータを使った本格的なシミュレーションアプリ。本物の株価データをもとにチャートが動くので限りなく本番に近い株式投資シミュレーションができます。
取引シミュレーションではお金を使わず、リスクなく株取引の体験をできるため、実践前にやってみるのもいいでしょう。
東証に上場している株 約3,600銘柄に対応しているのもメリットです。
最近よく聞くFIREって何?【投資】
FIREとは?
近年、特に若い世代の間で注目を浴びている「FIRE」という言葉をご存知でしょうか。
FIREは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字を取ったもので、日本語では「経済的独立、早期退職」と訳されることが多いです。
つまり、FIREとは資産運用を通して定年まで仕事せずとも生活できる「経済的な自立」を達成し、「早期に退職できる状態」を指します。
単に早期リタイアするだけではFIREとはいえない
従来の早期リタイアは、在職中に貯金し、退職したあとに貯蓄を切り崩しながら生活するスタイルを指します。その一方で、FIREとは、資産運用等で一定の生活費を確保できる仕組みを作り、退職後も資産を減らさずに生活できるようなスタイルを指します。
FIREを実現できれば、40代や50代、時にはそれよりも早い時期に「仕事をせずに生計を立てる」ことも可能となります。
FIREを実現するには?
FIREを目指すには積立や投資などの資産運用が必要不可欠です。
もちろん、資産を増やすうえで仕事で大きく稼ぐということも重要ですが、資産運用をしない限り、退職後の資産を維持・増加させることはできません。
FIREへの近道は?
「資産運用」とは言っても、ある程度、手持ちのお金がなければ運用できません。資産運用を始める前の準備段階として元本を増やす方法をいくつか紹介します。
①節約する
不要な支出を見直し、生活コストを極力抑えることで投資資金に回すことができます。
②つみたてNISAを活用する
2024年から新しく生まれ変わる新NISAのつみたて枠では、最小100円〜最大10万円まで投資することができます。
例えば毎月の積立金額を3万円とし、想定利回りが年間3%だとすると、10年後には419.2万円(元本360万円)になっている計算となります。
少し積立金額を上げてみましょう。毎月の積立額を10万円とし、想定利回りが年間5%だとすると、10年後には1552万円(元本1200万円)を目指せるというわけです。
さらに、NISAを通して得た配当や売却益などの収益には税金が一切かからないというのも大きなメリットです。
③収入を増やす
スキルアップや資格取得をすることで、収入アップを目指せます。また、本業以外の副業・サイドビジネスを始めることで、追加の収入を得るのもいいでしょう。
通常のFIREのほかに「サイドFIRE」がある
サイドFIREは、通常のFIRE(金融的独立を達成して早期に退職するスタイル)とは異なり、資産の運用と並行して、副業やサイドビジネスからの収入で生計を立てる考え方です。
サイドFIREを目指すには、日常の生活スタイルをシンプルに保ち、過度な消費を避けることが求められ、贅沢な生活よりも将来の安定と楽しみを重視する選択が必要となります。
FIRE実現後の目標を想定する
FIREを目指すにあたり、将来の目標を明確化して、シミュレーションをすることが重要です。
FIRE後に贅沢せず安定した暮らしをしたいのか、旅行や娯楽などの趣味を楽しむ暮らしをしたいのかによって目標金額や投資額も異なってきます。
1998年に米トリニティ大学の教授らによって発表された研究に「4%ルール」というものがあります。
毎年、資産運用額の4%未満を引き出し、その後はインフレに合わせて引き出し額を調整すると、30年間は投資資産が尽きることなく生活を維持できる、というもので、FIREを実現する上での目標金額の目安とされています。
言い換えれば、年間支出額の25倍の資産を準備すれば、年利4%の運用益で安定した生活費を確保できるということです。
例えば、毎月の投資収入が5万円(年60万円)欲しい場合は、60万円×25倍=1,500万円が必要資金となります。
毎月30万円(年360万円)の収入を目標としているならば、360万円×25倍=9,000万円が必要資金となります。
FIREを目指すにあたり、「いつまでに退職したいか」「どれだけの生活費がほしいか」などの目的によって運用額は変わってくるので、自分の目標を明確にしながら資産運用の準備をするといいでしょう。